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英文和訳と英語教育の目的

sugiura, · カテゴリー: ことば, 英語教育

英単語を和訳して、文法にあった語順に、和訳した単語を並べて英文和訳したと思ったら大間違い。
出来上がった文が「ちゃんとした」日本語の文になっているかが重要。
「ちゃんとした日本語の文」というのは、「ちゃんとした」日本語母語話者が見ればすぐわかるもの。
まあ、ちゃんとしてなくても日本語母語話者なら、変な文は「なんか変」とわかるもの。
 
英語教育の目的は、まあ、いろいろあるけれど、重要なものの一つに、ことばに対して意識的になること、というのがある。つまり、「言葉を大切にすること」である。言葉を大切にすることを身につけるというのが外国語学習の重要な目的であり意義である。
 
ということから考えると、自分の書いた「和訳」が、出来の悪い機械翻訳機が訳したような日本語の文だったとして、そういう文を自分が書くことを何とも思わないというのは、言葉を全然大切にしてないことになる。言葉を大切にしてないということは、自分の言葉に責任感を感じていないと言ってもよい。
 
言葉だけではない。その言葉を読む人のことも考えていないことになる。読んでくれる人が誤解がないようにわかりやすく書くという配慮が必要だ。そういう配慮がなければコミュニケーションは成立しない。読み手、相手に対する思いやりってことだ。
 
自分の言葉に責任を持とうとしないような人間になってほしくない。相手に対する思いやりのない人間になってほしくない。そうならないためにこそ外国語教育・英語教育があるのだから。
 
というわけで、どんなに「珍しい」英単語の対訳を知っていようと、知っている対訳をただ書くだけで、書いた文全体の整合性・適切性に配慮の見られない和訳は×だ。

winmail.dat

sugiura, · カテゴリー: Tech

まあ、ほんとMicrosoftは勝手なことをして、無垢なユーザーに罪作りなことをさせてしまう。
Outlook2007とやらでメールを「リッチテキスト形式」で送るようにしていると、添付フィアルが「winmail.dat」となって、Outlook以外の人には開けられなくなってしまう。

メールは「テキスト形式」で送ってくださいよ、Outlookな人。

英語教育関連講演その2 (昨日)午後の部

sugiura, · カテゴリー: 英語教育

山口大学岩部先生:いわゆる教養の英語の抱える問題に対し、英語担当教員として、誠意と熱意と合理性を持って真正面から取り組んでいる姿勢がすばらしい。その立場にありながら「専門」じゃないからといって問題を避けようという教員、むなしいよね、そういう人生。

英語教育関連講演その2 午前の部

sugiura, · カテゴリー: 英語教育

村尾さんによる早稲田オープン教育センターでの英語教育の紹介。
やっぱり、これは、早稲田ならではのことだなぁ、とつくづく思う。
そういう意味では、早稲田の「条件」をうまく活かしているところに脱帽。
他ではまねできないでしょう。それができているってことが、ある種の自己実現であり、幸せなことであると思う。
(しかし、そうはいっても、とっても大変だと思うよ、これだけのことを実現させているのは、、、)

英語教育関連講演会2件

sugiura, · カテゴリー: 英語教育

阿野先生のお話:高校での英語教育の現実がよくわかった。また、英語を使う授業の実際を見せていただき、参考になるところが多かった。

中野先生のお話:やっぱり、これはすごいと思う。日本でこれだけのことができる人は他にいないでしょう。大学の「カラー」というのもやっぱり違うなとも思った。

学習者コーパス NICE データ追加の予告

sugiura, · カテゴリー: News, 研究

学習者コーパスデータに品詞タグをつけたものを公開する予定で準備を始めています。

プロジェクター

sugiura, · カテゴリー: Life Hack, Tech, 研究

打ち合わせにプロジェクターで画面を見ながら話を進めると共通理解が作りやすくて、やぱりいいな。狭い部屋で、小さくて、3人であっても。

これが、ノートパソコンの画面を見ながらだったら、やっぱり苦痛だな。

博士論文受理のための最低限の条件

sugiura, · カテゴリー: 大学院授業, 研究

まあ、こんなところでしょう。

1)論文の題目、構成、体裁とも妥当であるか。
2)論旨は明解で、首尾一貫性があるか。
3)関連分野の先行研究を十分にふまえた研究となっているか。
4)実験・調査方法・分析手法ならびに結果の解釈・考察は博士論文の水準を満たしているか。
5)研究成果はオリジナルなものであり関連研究分野の発展に貢献するものであるか。
 
(量的な目安としては本文100ページ以上)

3つのレベルで3回見直すように

sugiura, · カテゴリー: ことば, 大学院授業

自分の書いた文章は、大丈夫だと思ってから、もう3回真剣に見直すように。

さっとみて、意味を取るんじゃなくて、一文字一文字、文字が間違ってないか、文字ごとに見直すんです。
文字を見てから、文全体を見直して、文全体として整合性が損なわれていないか、見直すんです。
さらに、文章全体を見直して、スタイルが不整合になってないか、見直すんです。

そういう見直しを、3回するんです。

人に見てもらう文章は、そこまでやってから見せるように。

D2報告会

sugiura, · カテゴリー: 大学院授業

やっぱり、具体的なデータを示すことが必要。

具体的なデータを示せば、ある意味「ボロ」がでるけれど、それは覚悟で出した方がよい。
もちろん自分でわかってる「ボロ」もあるけれど、重要なのは気づかなかった「ボロ」。

D2の報告会だからこそ、先生方もボロをボロボロと指摘してくれる。ある意味、それでよい、というか、言ってしまえば、そのためにこそD2の報告会の意義がある。つまり、学びの場であるということ。

もっといえば、これがなかったら大学院にいる意義ないでしょ。

博士後期課程入試

sugiura, · カテゴリー: 大学院授業

今年から、論述がなくなった。
外国語と修論と面接。
大学院は基本的に修士課程と博士課程に分かれるのだけれど、ここの場合は、まあ、簡単に言えば、
 修士課程=博士前期課程
 博士課程=博士後期課程
ということ。

修士課程では、その道のプロとなるべく、専門的なトレーニングを積む。基礎的なトレーニングができていることのあかしとして修士論文を書く。
博士課程では、その道で一人前の研究者となるべく、研究のトレーニングを積む。研究者としてのあかしとして博士論文を書く。

しかし大学は様々で、同じ修士号といっても、何を学んだかは千差万別。分野が違えば、積むべきトレーニングも違ってくる。さらには、分野の違いではなく、目的の違いもある。そもそもプロとしての研究者を目指すのかどうか。(例えば、法科大学院は研究者になるためじゃなく、弁護士になるため。)

しかし、あくまでも、この人は研究者になれるか、というのが博士課程合格の判断の基準。

修士課程で、基礎的なトレーニングはしっかり積んでおいてほしいなぁ。さもなくば、入ってから一年目は基礎トレーニングと思ってがんばってもらうしかない。いずれにせよ、基礎がなかったら、その先へは、進めないよ。

問題解決法

sugiura, · カテゴリー: Life Hack, ことば, 研究

1)問題は何か、を具体的に特定する。
2)原因は何か、を具体的に特定する。
3)考えられる解決法をあげる。
4)その中でどれが一番合理的かを考える。
思い込みや感情や主義・主張にとらわれず、おちついて「まっすぐに考える」こと。

メール、そろそろ限界。

sugiura, · カテゴリー: Life Hack, Tech

あまりに多くのことが、メールでやり取りされる。なんか、もうメールというメディアは、限界だな、と感じる。

少なくとも、仕分けするとか、フォルダーに分けるとか、もう無理。

Gmail方式にするしかないだろう。しかし、Gmailは仕事にはつかえない。内容を全てグーグルがデータベース化してるから。人は見てなくてキカイが処理してるだけ、と言うものの、守秘義務のある内容のメールのやり取りにGmail使ったら情報の漏洩と言われかねないんだよ。

逆に、仕事以外は全部Gmailにするってのも手だな。

というか、現状では、そうするしかないな。

あとは、仕事の方でGmail方式でメールをサポートするようにするしかないな。

プログラム作りの苦悩

sugiura, · カテゴリー: Life Hack, Tech

バグ取りは思いつく限りしても、バグがなくなったことは「保証」されない。

この「切りのなさ」が不安になる。が、それは、もうどうしようもない。

1)チェックポイントを決めて、それらがクリアーされたらよしとする

2)締切りを決めて、その時間がきたらよしとする

しかない。

こういう意味でも、「free」なのは救いになる。「内容は無保証、自己責任で使ってください」といえたら、どれだけ楽か。

修士論文口述審査

sugiura, · カテゴリー: 大学院授業

今回は4本担当。
一応「形にする」というところが重要。
いくら才能があっても形にならなかったらダメ。
逆に、少々問題があってもうまく形にしてしまえば勝ち。
しかし、付け焼き刃では、ぼろが出る。普段の精進が肝要。総合力の勝負となる。
締め切りまでに、どうまとめるか、だ。そのマネージメント力も総合力の一部。

debug

sugiura, · カテゴリー: Tech

プログラムを完成させるのに、バグがないか試す。
普通にやってたら問題ないのを、いかに問題が出るように試すかというのもプログラミングがわかっているかどうかの指標となるな。
まあ、普通やらないようなメチャクチャやってれば時々あたるけれど、「再現性」を指摘するところまでできるとデバッグには助かる。

サーバーのクロック

sugiura, · カテゴリー: Tech

時々ずれるの修正が必要。
時計に二種類ある点に注意。
1)ハードウェアクロック
2)システムクロック

システムクロックは、suになって、2月4日10時7分なら、

date 02041007

として設定。

しかし、これだけでは、ハードウェアクロックは修正されていない。
ハードウェアクロックの時刻を見るには、

/usr/sbin/hwclock

それで、先ほど合わせたシステムクロックの時間にハードウェアクロックも合わせるには、
(★以下の表示、オプションのハイフンが一つしか表示されていないが、実際は二つ)

/usr/sbin/hwclock –systohc

予期せぬ結果

sugiura, · カテゴリー: 研究

昨日はK君のD3の発表。差が出ることを予期して実験したのに、一番出てほしかった所だけが予期に反して差が出なかった。その上、当然影響あるだろうと予期したグループでは、予想したのとは逆の結果が出てしまった。

どうするか?

これは、「結果が出なかった」わけではなく、結果は出た。それが予想とは合っていなかったということ。

どうするか、は、どうしてこうなったかを考える。

1)実験方法がずさんで、結果が信頼できない

2)運悪く、偶然そうなった

3)予想が間違っていた

4)何か予期しなかった要因があった

出来の悪い研究では、1番の可能性が高い。しかし、K君の実験は、実験方法については他の先生からもまずい点は指摘されなかった。

2番の可能性は否定はできない。では、どうするか。偶然かもしれない、というのであれば、それが偶然かどうかを確かめればよいだけのこと。つまり、追実験をする。

3番目は、先行研究のレビューに基づいた合理的な予想であれば、間違っていないはず。可能性としては、先行研究で「常識」と思われていたことが実は「常識」ではなかったということ。もしくは、先行研究のレビュー不足で見落としている先行研究がある可能性。これは、引き続き、先行研究を調べ尽くすしかない。

4番目は、ある意味、3番目とつながるが、これまで誰も予想しなかった要因が潜んでいて、それがこの実験で出てきたということ。つまり、これは「新しい発見」への糸口となる。これが、本物かどうかは、2番目と3番目の可能性をひとつずつつぶして(確認して)いくしかない。

いやー、おもしろいことになった。しかし、そもそもこの話がおもしろくなるかどうかは、1番の実験方法がしっかりしていなければ話は始まらない話だ。そういう意味で、ちゃんとした実験をすること、信頼できるデータをとることが基本だ。それさえとれれば、出てきた結果は「事実」であり、それが予想に合っていればうれしいし、逆に、予期せぬ結果が出れば、それはそれで、新しい発見への糸口となってうれしいことだ。

全角のアポストロフィー

sugiura, · カテゴリー: Tech, 英語の授業

英文書いているのに、アポストロフィーだけが全角でみっともない英文。
原因は、Micosoft Word。 日本語のフォントの「半角英数」で、日本語の「オートコレクト」で「適切な引用符に変換」となっていると、「半角」で「’」を打つと全角に「ご親切にも」置き換えてくれる。
(英語のフォントになってればよいのだけれど、、、)