CLAN NICER !!!CLANでNICERを処理する {{outline}} ---- !!CHATに基づくNICERのフォーマット !共通点 *ファイルは@Beginで始まり@Endで終わる。 *「ヘッダー情報」は、ファイルの先頭部分で、行頭に@項目名で示す *「本文部分」は、行頭にアスタリスク+話者記号で、一発話一行で記述 *各発話の関連情報は、発話の下(次の発話との間)に、行頭に%項目名で示す *行の先頭の項目名と内容との間は、コロンとタブで区切る !CHATフォーマット minCHATという最低限の枠 {{pre @Begin @Languages: eng @Participants: CHI @ID: *CHI: @End }} !NICERのフォーマット *ヘッダー情報の注意点 ** @Qualification で英語力を示す試験のスコア情報 ** @Abroad で海外滞在経験 ** @Topic でエッセイのトピック ** @Criterion で、そのエッセイをCriterionにかけた時の評価スコア(6点満点) {{pre @Begin @Participants: JPN501 @PID: PIDJP501 @Age: 21 @Sex: F @YearInSchool: U2 @Major: agriculture @StudyHistory: 8 @OtherLanguage: Chinese=1.0;none= @Qualification: TOEIC=590(2013);none=;none= @Abroad: none=;none= (中略) @Topic: sports @Criterion: 4 (中略) *JPN501: What kind of sports do you like? %NTV: OK %COM: (本文以下省略) @End }} *本文部分 ** *JPN501 は話者記号 ** %NTV は英語母語の添削者による訂正(書き換え)文 ** %COM は添削時のコメント *この3行がセットとなって、発話の数だけ含まれる *実例: JPN501.txt !!CLANの準備 !インストール !workingディレクトリーの設定 *CLAN起動後、コマンド・ウィンドウ内の一番上「working」で設定 **分析対象とするファイルを入れたフォルダーを指定 ***あらかじめ、分析対象とするファイルを選んでおくのがコツ {{ref_image commandwindow.jpg}} !!CLANの実行 !コマンド・ウィンドウ *Progs **コマンドを選ぶ(例:検索 kwal) **コマンドボックス内に選んだコマンドが表示される **選んだコマンドに応じて、ボタンが表示される(例:「File In」「Tiers」「Search」) *File In **分析対象とするファイルを選ぶ ***その際に、「Filter」で、「All files (*.*)」にして、拡張子.txtも読めるように。 ***「Add All」でフォルダー内ファイル全部 ***「Done」で設定完了 ***コマンドボックス内に「@」が表示される *Tiers **対象とするティアを選ぶ。話者行は「*speaker tier」 ***具体的な話者記号を指定する場合は、右枠内に記入(例: *CHI) ***コマンドボックス内に「+t*」と表示 *Search **対象とする文字列 word を指定(例:whenと入力) ***コマンドボックス内に「+s"when"」と表示 *右下の「Run」で実行 {{ref_image commandkwal.jpg}} *カーソルキーの上下で、コマンドの履歴一覧を表示・選択できる !実行結果 {{ref_image kwal.jpg}} !!分析の仕方 !分析コード *CLANを使って、大量のデータに対して分析コードをつける方法は以下を参照 https://sugiura-ken.org/wiki/wiki.cgi/exp?page=CLAN#p8 https://talkbank.org/manuals/CHAT.html#_Toc107417330 *ポイントは以下のようなコードがデータについていればよい {{pre $MOT:POS:Que $MOT:POS:Res $MOT:NEG:Que $MOT:NEG:Res $CHI:POS:Que $CHI:POS:Res $CHI:NEG:Que $CHI:NEG:Res }} *コーディングのルールに従ってコードをつける %COD: $N:Y !分析コードの頻度算出