R {{category R.package}} !!!pwr !検定力 = 1 - β *βとは、第二種の過誤(Type II error)、つまり、有意差が無いとは言えないのに無いといってしまう誤り(false negative) *誤りは少ない方が良い *1 - βの値は、大きい方が良い。(1から引くので最大1) *サンプルサイズが大きいと有意になりやすい **たった2センチの差でも、3人では偶然かもしれないが、3万人調べて差があるなら、差がないとは言えないでしょう。 *サンプルサイズが小さいと有意になりにくい **3人しか見てないんだから、偶然でしょ、と言われてしまう。 *大規模な実験ができなくて、小人数しか参加者が集められなかった場合、 **検定をしても有意にならなかった、という結論になってしまっても、 **有意にならなかったのは、サンプルサイズが小さかったからかもしれない、だから、今後の課題として、数を増やして、とよく言うが、 **だったら、最初から、必要な数のサンプルを集めてから分析したらよいでしょ、と言われるわけだ。 !効果量・サンプルサイズ・検定力(0.8)・有意水準(0.5)の関係 *「効果量」:標準化された平均の差 {{pre install.packages("pwr") library(pwr) }} !!説明 https://cran.r-project.org/web/packages/pwr/vignettes/pwr-vignette.html !!使用可能な関数 {{pre pwr.p.test: one-sample proportion test pwr.2p.test: two-sample proportion test pwr.2p2n.test: two-sample proportion test (比較する二群の数が違う場合) pwr.t.test: two-sample, one-sample and paired t-tests pwr.t2n.test: two-sample t-tests (比較する二群の数が違う場合) pwr.anova.test: one-way balanced ANOVA pwr.r.test: correlation test pwr.chisq.test: chi-squared test (goodness of fit and association) pwr.f2.test: test for the general linear model }} !可視化 出力をplotするだけ !!サンプルサイズ {{pre p1 一つ目の確率 p2 二つ目の確率 sig.level 有意水準 power 検出力(%) alternative 両側・片側 }} これで、出てくるnの値が必要なサンプル数 !!使用例 !2群の平均値の差の検定 t検定 *20人で事前と事後の差を検定 !サイズの違う二群のt検定 *効果量 0.8 *二群の数 14, 18 {{pre pwr.t2n.test(d=0.8, n1 = 14, n2 = 18) }}