!!!注意点 !!論文を書く上で注意すべき点 *先輩の修士論文は「珠玉混合」。下手にまねしないように。 **「本物の」学術論文を真似しなさい。 *「下のように」といって文中にいれた表や図を指し示さない。(相対指示はしない) **「図5のように」と具体的に明記する。(絶対指示) *図や表は、ページをまたがないように。 **スペースが空いてもよいので次のページに送るように。 **絶対指示がしてあれば、図表の位置が少しくらい本文とずれても問題ない。 *自分で読み直して「わかりにくい」と思ったら、それは他人には理解不能と同じ。 **くどいくらいわかりやすく書き直す。「わかりやすい」というのは、意図した意味以外に解釈のあいまいさがない、という状態を言う。 *カラーを使う必然性がないところでカラーを使わないように。 **特にエクセルのグラフなど見た目が派手につくってあるので注意。画面上で見るのではなく、白黒で印刷したときにわかりやすく見えるようにする。(グラフの背景をグレーにしない!) *「、」と「・」をちゃんと使い分けること。 *複数の修飾語句を使う場合、長いものから順におく。 **『日本語の作文技術』参照! *参考文献リストは、論文を「書く前に」一通り先に作っておく。 **書きながら、一つずつチェック。 **書き終わったときにも、全体をチェック。 *参考文献のスタイルの統一は「できてて当たり前」。それができてなければ、論文執筆以前。 *「分析はSPSS 13.0で行った」とか「分析はExcelで行った」などと、書かないように。分析の手法(分散分析とか回帰分析とか)が問題なのであって、使ったソフトは問題ではない。 **非常に細かいテクニカルな点では、実は問題となるが、そこまでのことが問題となるようなことを扱うような人は、そもそもこんなふうには書かない。 **もっと言えば、こんなふうに書く人は「私は統計のことはわかっていません」ということを読み手に伝えていることになる。