論文の構成
これは一般的な原則。原則は規則ではない。特別な理由があれば従わなくて良い。特別な理由がなければ従うべき。
- 序章
- 研究目的
- 論文の構成
- 研究の動機
- 先行研究
- 主な先行研究の文献レビュー
- 「ストーリー」が読めるように。
- 羅列にならないように。(目的・方法・結果・考察を簡潔にまとめる)
- その研究でわかった「事実」が重要。(その「事実」が自分の研究の「足場」となる)
- 自分の視点から先行研究を位置付けていく。知見、その意義、問題点。
- 主な先行研究の文献レビュー
- 先行研究のまとめ
- 何がどこまでわかっているのか。わかっていないことは何か。
- 研究課題
- 何を明らかにしようとするのか。
- 研究方法
- 実験方法
- 被験者
- 実験手順(追実験が可能なように具体的に説明する。)
- 分析方法
- どのような統計的手法で分析するのかを説明する。
- 実験方法
- 結果
- 実験の統計的な分析結果を簡潔にまとめて記述する。
- 考察
- まず、実験の結果を統計用語を使わずに自分の言葉でまとめる。
- 仮説と合っていたかどうか。
- 合っていた場合:これで何が言えるようになるのか。
- 違っていた場合:その原因を考察する。
- 結論
- 何を明らかにしようとしたのか。
- 何をどのようにしたのか。
- 何がわかったのか。
- 新しいことを述べるのではなく、本論で書いたことを簡潔にまとめて、しめくくる。
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