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論文の構成

論文の構成


 これは一般的な原則。原則は規則ではない。特別な理由があれば従わなくて良い。特別な理由がなければ従うべき。


  1. 序章
    1. 研究目的
    2. 論文の構成
    3. 研究の動機
  2. 先行研究
    1. 主な先行研究の文献レビュー
      • 「ストーリー」が読めるように。
      • 羅列にならないように。(目的・方法・結果・考察を簡潔にまとめる)
      • その研究でわかった「事実」が重要。(その「事実」が自分の研究の「足場」となる)
      • 自分の視点から先行研究を位置付けていく。知見、その意義、問題点。
    1. 先行研究のまとめ
      • 何がどこまでわかっているのか。わかっていないことは何か。
    1. 研究課題
      • 何を明らかにしようとするのか。
  1. 研究方法
    1. 実験方法
      1. 被験者
      2. 実験手順(追実験が可能なように具体的に説明する。)
    2. 分析方法
      • どのような統計的手法で分析するのかを説明する。
  1. 結果
    • 実験の統計的な分析結果を簡潔にまとめて記述する。
  1. 考察
    • まず、実験の結果を統計用語を使わずに自分の言葉でまとめる。
    • 仮説と合っていたかどうか。
      • 合っていた場合:これで何が言えるようになるのか。
      • 違っていた場合:その原因を考察する。
  1. 結論
    1. 何を明らかにしようとしたのか。
    2. 何をどのようにしたのか。
    3. 何がわかったのか。
      • 新しいことを述べるのではなく、本論で書いたことを簡潔にまとめて、しめくくる。
キーワード

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