大学院での指導について(杉浦の個人的メモ)
- 大学院での指導について(杉浦の個人的メモ)
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- 以下は、国際開発研究科国際コミュニケーション時代のもの obsolete
授業
「講義」:金曜2限
- 前期(春学期):英語教材開発演習(HSPを使った教材開発研究)
- 後期(秋学期):英語習得論研究(Rを使った学習者コーパス研究)
「合同ゼミ」:火曜4限(英語教育学分野全体)
「自主ゼミ」:金曜3限(不定期の月間報告会・月末の月例報告会)
「オフィスアワー」:金曜4限(要アポイントメント、原則一人15分)
必読文献
https://sugiura-ken.org/wiki/wiki.cgi/bib?page=sugiura%2Dken
手続き
指導教員の決定
- 4月下旬(最終週の水曜日)
指導教員の変更
- 各学期の初めに教員に照会があり、翌月の教授会で承認
- 例:4月に照会、5月に承認
- 学期途中で個別に手続きをすることはない。
研究指導の方法及び内容
毎月月末に月例報告会を開き、研究の進捗状況の報告実施ともに、研究内容及び方法に関するアドバイスをする。また、必要に応じて、毎週金曜日の午後に研究指導打合わせを行う。
剽窃に注意すること
- 他の人の文章のコピペはバレます。
- https://plagiarism.strud.net/
- iThenticateですべてチェックします。
修士課程(博士前期課程)
- 英語教育学分野は、10月1日(前後)に構想発表・中間報告会
- 高専人コースは、「英語能力基準」をクリアーする必要がある。
- 教務課へ成績証明書を提示するとともに指導教員にも報告すること。
M1
- 修士論文提出までの研究計画立案
- 基本的文献に基づく先行研究の調査
- データ分析技法の習熟
- 構想発表会 10月1日くらい
- 修士論文チュートリアル その後
- 関連文献の調査
- 予備実験・調査の立案
- 予備実験・調査の実施
研究指導計画の例 4月〜5月 修士論文提出までの研究計画立案 4月〜3月 基本的文献に基づく先行研究の調査 4月〜9月 データ分析技法の習熟 10月予定 構想発表会と修士論文チュートリアル 10月〜12月 関連文献の調査 1月〜2月 予備実験の立案 2月〜3月 予備実験の実施
M2
- 予備実験・調査の結果検討
- 本実験・調査の立案
- 本実験・調査の実施
- 中間発表会 10月1日くらい
- データ分析
- 修士論文執筆
- 修論題目提出:11月初め
- 修論締切:1月初め
博士課程(博士後期課程)
D1
- 博士論文提出までの研究計画立案
- 主たる文献リストの作成と読破
- 学術論文の執筆・投稿
- データ収集・分析方法の検討
- 予備実験・調査の立案・実施
- 構想発表会:年度末
D2
- 先行研究のまとめ
- 本実験・分析の立案
- 本実験・調査の実施
- データ分析開始
- 学術論文の執筆・投稿
- 資格審査会:年度末(博士論文執筆可能が前提)
- 博論を提出できる段階に達しているか否かを審査
- 結果を各コースのアドバイザーに報告
- 博論を提出できる段階に達しているか否かを審査
D3
- 博論執筆(先行研究)
- データ分析完了
- 博論執筆(研究方法・結果)
- 博論執筆(考察)
- 博論完成
- 博論提出(12月)
- 条件
- 「博士論文研究」毎学期2単位を3年取得していること
- 2編以上の論文が学会誌等に掲載されていること(詳しくは各分野ごとに内規)
- 条件
Dx
- 満期退学の条件
- 「博士論文研究」12単位
- 1編以上の論文が学会誌等に掲載
博論提出・審査
- 予備審査
- 主指導教員が予備審査委員会を構成
- 主指導教員
- 副指導教員その他
- 申請受理の可否
- 「予備審査報告書」「博士学位審査委員届」提出
- 主指導教員が予備審査委員会を構成
- 論文の提出と受理
- 学位審査委員会(3名以上)
- 主指導教員その他
- 研究科教授2名以上
- 学位審査委員会(3名以上)
- 論文の審査及び試験(公開による口述試験)
- 教授会へ報告・審議(受理後1年以内)
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以下は、国際開発研究科国際コミュニケーション時代のもの obsolete
(毎年のように制度に修正があるが、以下の情報はそれに合わせてアップデートできていないので注意)
(これは、杉浦のメモである。正式なものは自分で『学生便覧』を参照のこと)
ゼミについて
- 正式名称:言語教育と言語情報演習I・II
- 想定される受講生:修士論文指導・博士論文指導で、杉浦が主・副指導教員となる学生、その他。
- 月例報告会:毎月最後の週のゼミは、全員に「月例報告会」をしてもらう。
- 各自の研究課題・計画・進捗状況・問題点など
- 研究報告書:毎学期末に、全員に「研究報告書」を提出してもらう。
- 各自の研究の進捗状況の報告。
- 学生便覧で報告が義務付けられているものはそれに従った報告書を提出。
- 規定がないものについては、以下のフォーマットに従うこと
- 提出年月日
- 専攻名、学生番号、氏名
- 学年、入学(進学)年度
- 主(・副)指導教員名
- 研究題目
- 修了予定年月
- 研究計画(2,000字程度)
- 研究経過(2,000字程度)
- 研究業績一覧(口頭発表・論文)
- 提出日(以下は原則。毎年最後のゼミで確認すること)
- 前期:8月16日
- 後期:2月16日(ただし、M2の人は、2月8日)
M1
- 構想発表(11月頃)
- 研究テーマ
- 三つくらい考えて、指導教員と相談して決める
- 研究内容
- 着想に至った経緯
- 先行研究の紹介
- その先、自分が取り組みたい課題
- 研究計画
- 時系列で
- 研究のステップを書く
- どんなデータを
- どうやって集めて
- どんな分析をするか
- 参考文献
M2
- 中間報告会(7月頃)
- 修士論文締切(1月)
- 修士論文口述審査(2月)(非公開)
論文提出後に自分で気づいた点の正誤表を作り、 審査の冒頭で審査員に渡すとよい。
D1
- 2016年度現在
- 「剽窃防止講習会参加認定書」を提出
- 事務に申請して3営業日かかる
- 主指導教員に提出
- 「研究報告書」を、主・副指導教員に提出
- 「剽窃防止講習会参加認定書」を提出
1.提出年月日 2.氏名及び専攻 3.学年及び後期進(入)学年度 4.博士論文(仮)題目 5.博士学位取得予定年度 6.博士論文に関するこれまでの研究経過(日本語で2000字程度) 7.今後の博士論文執筆計画(日本語で2000字程度) 8.研究業績一覧(公表された論文、研究ノート、報告書等及び学会等での発表)
- 開催の案内を主指導教員が流す(事務室教務係にも)
- 平成21年度からの博士後期課程では
- 「博士論文研究」を「履修」し「単位」をとることになったので注意
「『博士論文研究』報告書」を各学期末に提出してもらいます。 (ただし、後期については年度末の「研究報告書」をもって代えます) 1)表紙 2)研究報告 (したこと) 3)研究計画 (今後、何をいつするか) 4)文献リスト(コメントをつける)(新規のものには★印をつける)
- 副指導教員の決定(8月末)
- 主指導教員と相談の上、「研究計画書」を持って依頼にいくこと。
- 研究報告書の提出(2月末)
- 博士論文(仮)題目
- これまでの研究経過
- 今後の研究計画
- 研究業績
- 学会発表等に関する事項
- 研究報告会(年度末のゼミ)
D2
事前に主・副指導教員にD2の報告会を行ってよいという承認を得ること。
★チェックポイント □研究テーマは具体的に絞り込めているか? □関連する先行研究をすべて網羅しているか? □何がどこまで明らかになっているか説明できるか? □先行研究の問題点を指摘できるか? □次に何を明らかにすべきか合理的に説明できるか? □研究方法・分析方法は適切か? □実験・調査計画は現実的か? □予備実験・調査の結果をふまえて本実験の計画を述べる。
学位論文中間報告会(公開)2月中旬
- 事前提出資料
- 研究報告書(研究題目、研究経過、今後の研究計画、研究業績)
- 学位論文の1章に相当する論文又は学位論文の概要(日本語1万2千字もしくは英語2500語程度)
- 原則、発表40分質疑20分
D3
学位論文中間報告会(公開)
- 「論文完成可能の判定」を受けるのが目的
- これがないと「満期退学」ができない
- 「満期退学」できないと博士論文を提出する権利がなくなる
★チェックポイント □本実験・調査は終わっているか? □十分なデータが得られているか? □分析方法は妥当で信頼できるか? □分析結果(すべて終わってなくてもよい)は興味深いか? □専門的な考察ができているか? □「この人なら書ける」と思ってもらえるか? □論文完成までの日程が具体的に立てられているか?
- 事前提出資料
- 研究報告書
- 提出年月日
- 氏名及び専攻
- 博士論文題目
- 博士学位取得予定年度
- 研究経過(2000字)
- 執筆計画(2000字)
- 研究業績一覧
- 学位論文全体の構成と概要
- 主要部分についての論文又は分析結果(データを含む)の概要
- 公刊された学術論文または出版物
- 少ない場合はすべて。多い場合は主要業績3点ほど。
- 研究報告書
- 原則、発表30分質疑20分
博士学位請求論文提出
- 10月末までにD3の中間報告会をひらき「論文完成可能の判定」を受ける
- 12月の提出期限までに論文提出
手続き
- 予備審査報告書
- 論文の題目・構成・体裁とも博士論文として妥当であるか。
- 論旨が明解で、首尾一貫性があるか。
- 関連分野の先行研究を十分にふまえた研究となっているか。
- 実験方法・分析手法ならびに結果の解釈は博士論文の水準を満たしているか。
- 研究成果はオリジナルなものであり関連研究分野の発展に貢献するものであるか。
- 教授会で承認と本審査委員の決定
- 口述審査
- 教授会
- 論文審査結果の報告
- 投票
満期退学
- 「2月末までに」D3の中間報告会をひらき「論文完成可能の判定」を受ける。
- 注意:「2月末」とあるが、手続き上、2月初めの専攻会議で審議されるので、事実上「1月中に」D3報告会をしないと無理。D3の報告会をするには、事前に、主・副指導教員に発表内容を説明し、発表することを了承してもらうこと。
- Dxの院生は随時D3の中間報告会をひらき「論文完成可能の判定」を受ける。
- 入学後、休学を除き、6年以内に論文を提出できる。(満期退学後、3年以内)
手続き
- 2月の専攻会議(通例2月第1水曜日)に、D3の報告会の資料と履歴書・業績一覧表を提出し審議
- 「研究指導認定書」(主・副指導教員の印鑑が必要)を事務室に提出
授業料
- 原則は、前期・後期の6ヶ月ずつ納める。
- 学期途中での満期退学が事前にわかっている場合は、各学期の授業料を支払う前に届け出ると、月割りにできる。
- 月割りにした場合、授業料が未納の状態では、満期退学は認められないので、満期退学をする月の始めに授業料を払っておくこと!
満期退学後の課程博士論文提出の手続き
- (後期課程)在学期間を含めて6年間のうちに教授会で受理されなければならない。
- 休学期間は在学期間には含まれない。
最終年度の提出手続き(ぎりぎりのパターン)
- 12月の内に、提出する旨、指導教員3名の了解を取っておく。
- 1月早々に論文本体を直接指導教員3名に渡す。
- 2月専攻会議の議題は1週間前に締め切りなので、それまでに指導教員に承認してもらい、議題として提出してもらう。
- 2月専攻会議の前日(2012年1月31日)までに事務教務掛に必要書類を提出
- 履歴書
- 業績一覧表(論文目録)
- 論文要旨
- 参考論文
- 2月専攻会議(2012年2月1日)で、予備審査の開始を承認
- 目次
- 論文要旨
- 3月の教授会の1週間前(2012年2月27日)までに、予備審査結果報告書を指導教員がPboxに掲載
- 3月の教授会(2012年3月5日)で、論文の受理と本審査委員の承認
- 受理より1年以内に、口述審査を含め審査をすべて終え、教授会で承認されなければならない。
注意点
- D2の中間報告とD3の中間報告は、同じ年度内に行うことは出来ない。
- 秋入学の人は、ぞれぞれ時期がずれるので注意!
- 例:D2報告会は、8月末まで。
https://sugiura-ken.org