Just marvelous.

Colinさんの都合で、午後4時に会う予定が午前9時30分に。

Colinさんのオフィス自体は、ここが、と思うほど狭いが、それはある意味、彼のラボの中の彼専用のコーナーのようなもので、実際その隣り合った一角のすべてが彼と彼の元で働いたり学んだりしている院生やアシスタントたち全員が共同で使える大きなラボとなっていた。さらに、実験設備は上の階にも同じくらい広いスペースがあって、いくつもの実験室や実験装置がずらっと並んでいた。眼球運動測定装置だけでなく、脳波(EEG)や脳磁計(MEG)まである。さらには、fMRIの予算も確保していて現在設備だけでなく、専門のディレクターを選考中だという。約1年後に稼動予定だそうだ。

“You’ll never get bored.”と言われた。そりゃそうだろう。これじゃあ、忙しすぎて休めないや。でも、研究で忙しいんだから、逆に言えば、これだけやれば、成果が出るよなぁ。
 
さらにすばらしいのは、たとえばこうした機器の操作方法などは、院生たちで教えあって、知識を共有して使えるようにしていること。授業では、ほとんど教えてなくて、院生たちが教えあうという学びの共同体ができている。
 
専攻に関係なく、学年別で院生室をばらばらにして一人ひとつの机ってことやってたら、違う専攻の人たちと知り合いになれるかもしれないけれど、そこに同じ目的を持った学びの共同体は成立しないな。そうなると、そういう学生たちを何とかしてつなぎ合わせて学ばせようとすること自体に教員の負担がかかる。ほっといたらケイオス。エントロピー増大の法則。ばらばら。物理的に無理というのであれば、オンラインでコミュニティーを作るしいかないな。

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