最近のプログラミング

プログラムを「書いていく」というのではなく、部品を並べて属性を設定していく。
そうなると、プログラミング「言語」を学ぶというのではなく、プログラムの開発環境に慣れるということになる。
プログラムの開発環境に慣れるというのは、開発環境の全体を知った上でその全体を構成する部品を把握し、それぞれの部品の全体のなかでの役割と個々に設定できる属性を把握する必要がある。
そして、これらは、GUIで提供される環境となるので、それを言葉で説明するのは困難になる。
つまり、画面を実際に見ながら、どのボタンを押して、開いた窓のどのあたりの属性をどう設定するか、ということになる。こりゃ、直接、人に教えてもらうのが一番。それか、非常によくできた図入りのマニュアルが必要。図が必須となるので、勢いページ数が増えて400ページとか。それ全部読むのはなぁ。
 
慣れれば、コードを書かなくてもよいので、楽かも。でも、環境に慣れるまでが手間ひまかかる。というわけで、これは、「はやりであるし」「(ある意味)ラク」ではあるが、プログラミングの入門には不適。
 
で、また、これは、プログラミングのブラックボックス化ともいえる。実際のコードがどうなってんだかわかんないわけ。で、どこかにバグがあってもわからないし、どこかを直そうとしても、その環境自体を変えることは「ユーザー」は許されていない。
 

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