もちろん単語は単語で「アイデア」に相当する単位として機能しますが、逆に言うと、「アイデア」は必ずしも「単語」に一対一対応しません。
むしろ、人が言語処理(言葉を使っての情報処理)をする際には、単語にしたら複数の単語からなる一連の表現を一つの意味単位として処理していると考えられます。
そこでそうした一つの「アイデア」に相当する言語処理単位を「連語ブロック」と名付けます。(今日、思いついた用語です。)
人が言語処理をする際には「連語ブロック」を部品として、言いたいことの全体を組み立てあげるわけです。
連語ブロックと連語ブロックを繋げるのは統語という枠組み(仕組み)です。
連語ブロック自体も分解したら統語でくっつけられた下位ブロックに分けられます。
その一つの単位が「単語」です。
ポイントは、「単語」をそのまま横一列に繋げても文にならないという点です。
「統語」は、左右に並ぶ単語を繋いでいるのではないです。単語と単語を「and」で繋げるのが「統語」ではありません。(むしろ、「and」で二つの単語を繋ぐことは、「統語」的には例外的は処理です。 )
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