Maryland Lectures: Jacques Mehler

一昨日(は行けませんでした)、昨日、今日と、Jacques Mehlerの三日連続特別講義、というか講演会。
毎年、有名人をよんでやってるみたい。
 
元々はスペイン生まれで、今はイタリアの研究所。なんと、1964年にハーバードでPhD。
最新の一連の研究の紹介。英語が母語ではなくかなりのお年なので、ゆっくりと話してくれて、そういう点ではわかりやすかった。
 
心理学者で、子どもはいつ頃から数の概念を持つかとか、いまでは「古典」といわれる研究をしてきている大御所。
今は、子どもはいつ頃から言語を持つかという研究をしている。特にプロソディーを重要視している。
 
fNIRSというのもやっている。これは、どうも日立の研究所の支援で行っているらしい。

eye trackingもやってる。Tobii。
左右に窓を配置して、左には「dede」といって人形を出し、右には「kuku」といって人形を出して覚えさせて。
「keke」と言ったらどっちの窓を見るか。
「dudu」と言ったらどっちの窓を見るか。
これで、「語」を子音に基づいて覚えているか母音に基づいているかを観察する。
(結論は子音)
 
プロジェクト全体では、年間500人くらいの赤ちゃんデータを取っているのだそうだ。

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