Roll tide!

アラバマ大学にやってまいりました。

2011 Symposium on corpus linguistics: “Exploring the Boundaries and Applications of Corpus Linguistics”
April 15-17, 2011, University of Alabama
http://www.as.ua.edu/english/life/symposium

(わけあってもう昨日は来るのをやめようかと思ったほど)

空港から1時間、大学のバンで連れて行ってくれる。ところが、Tornado Warning、最初は運転手の院生も、大丈夫だと思うよと言っていたけど、大学に着く直前で本当に竜巻がやってきて、ラジオから緊急放送で、危険だからカバーのあるところに避難するように、という。パトカーがサイレンを鳴らして走っていく。アラバマは何とピックアップトラックの覆面パトカーがいる。バンに一緒に乗っていたStefan Griesが「橋の下に隠れるのか?」と運転手に聞く、いや、どこかの建物に入る、と答える。どうするのかと思っていたら、AlabamaOneという銀行に車を乗り付けて駆け込む。10メートルほどでも土砂降りでびしょ濡れ。銀行に入ったらみんな金庫室に隠れていて、そっちから手招きをするので、金庫室に逃げ込む。30分ほどの間に竜巻は大体過ぎ去ったようだ。4つくらい「Touch down」して、そのうちの一つが、すぐ先を通って行ったという。あのまま車に乗っていたら本当に巻き込まれていた恐れ大。警報は出ていたがもう大丈夫だと思うよと銀行の人に言われて、ホテルに向かう。「Take care」といわれる。3ブロックくらい先のところ、屋外の大きな看板が、びりびりに破れていた。道路わきは川のように雨の水が流れている。

運転手のお兄ちゃん、近道があるんだけど、Floodになっているから通れない、大学の車だからね、という。大学の車だから危ないことはできないのかと理解したら、つづけて、俺のピックアップトラックなら大丈夫だけど、大学の車は信用できないから、という。

無事ホテルにはついたが、停電。Blackout。部屋に荷物を置いて大学へまたバンで送ってもらう。大学のカフェテリアで夕食。Mark Daviesが、どこからきたの、と話しかけてくれる。とてもゆっくりしたクリアーでおだやかな英語でわかりやすい。あなたのサイトにはとてもお世話になっていますとお礼を言う。

夕食後の、講演の前のオープニングのあいさつで、Department of EnglishのChairが、アラバマにようこそ、アラバマの言葉をお教えしましょう、と教えてくれたのが、「Roll tide」。こんにちわもさようならもなんでもこれでOKとのこと。ハワイのAlohaに相当するな。

カテゴリー: News

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