Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment

ヨーロッパにはこういうものがあるんですねえ。
http://www.coe.int/T/DG4/Portfolio/?L=E&M=/main_pages/illustrationse.html
Common Reference Level (CRL)と呼ばれているようです。
で、ライティングも、A1, A2, B1, B2, C1, C2 と6段階評価がある。
が、結局、英語については、Cambridge ESOLに対応しているようで、
C2: CPE (Certificate of Proficiency in English)
C1: CAE (Certificate in Advanced English)
B2: FCE First Certificate in English)
B1: PET (Preliminary English Test)
A2: KET (Key English Test)
A1: 対応なし
 
でもって、ICLEv2マニュアルによれば、ICLEv2では、データに英語熟達度の情報がないので、「上級者」といっても、英語を専攻とする大学3,4年生ってことだけだったんだけど、試しに、各サブコーパスから20ずつとって評価してみたら、上級(C2, C1)は60%で、残りはB2(以下)だとなったので、必ずしも「上級者」とは言えず、「中上級から上級者」と結論付けているのだけど、このかっこの中の「B2 (and lower)」の「and lower」ってのがどのくらいなのか、あえて明示してないところが、、、
 
で、ICLEv2では、16言語の母語の英語学習者データが含まれているのだけれど、かなりばらつきがある。20のうち1つしか上級でないサブコーパスもあれば、逆に19が上級のものもある。
 
さて、これでもって、ICLEv2のデータは「中上級から上級」の英語学習者データである、と、一般化してよろしいか?
 
(ICLEv2マニュアル12ページ参照のこと)

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