ThinkPad X1 Carbon

予備機として持っていったが、発表の当日朝、チェックしようと思って電源入れようとしたが入らない。その後も入らないまま。出発直前まで問題なかったのに。

結局修理。海外旅行保険に入っていたので聞いてみたが、業務用の機器(研究費で買って仕事として研究発表に使うために持っていった)は保険の対象外と言われた。さいわい、延長保証に入っていたので、それで修理依頼(引取修理)。出張修理だとどのくらいかかるか聞いたら、最低5万円です、と言われた。

しかし、ThinkPad、何が原因だろうかとググってみたら、電源が入らないというトラブルがやたら出てくるな。原因は不明。秘密のリセットボタンを押すとなおるとも。問い合わせた時もそれを言われてやったけれどダメだった。しかし、そういうボタンがあるということ自体が、トラブルがあるってことを想定しているわけだな。なんかちょっと、、、、

結局、メインボードの交換で戻ってきた。何がどう悪かったかは不明。修理に伴いデータはBitlockerで暗号化されているから、自分で回復するように、と指示があり、あせる。Microsoftのアカウントに記録が残っていて幸い回復できたが、それがわからなかったら工場出荷状態に戻すしかなかった。回復方法の参考ページには回復キーがどこにあるかを探すには、「 印刷した場合: 重要な書類を保管してある場所を探します。 」という「パスワードを忘れた時には、大事なものをしまってあるところを探しましょう」と同程度の無意味な説明が書いてある。しかし、よく考えると、これはあながち無意味ではないかもしれない。パスワードが多すぎる上に、同じものを使うのはよくないといわれて変えたりしているうちに、どれが何やらわからなくなってきている今の時代、結局、物理的に書いて記録に残して、大事なところにしまっておくのが一番、ということだ、逆説的ではあるが。

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