説明変数が二つになった場合

因果間関係を考えた場合、どちらの変数(もしくは両方)が、(よりよく)「説明」できるか、という問題になる。
 
ある要因だけを考えて分析して、有意な結果が出なかった場合、他の要因も考慮に入れることで、分析の結果が違ってくることがある。
1)「他の要因」こそが重要な要因である場合
2)「他の要因」を考慮することにより、はじめの「ある要因」の影響力が適切に測れるようになる場合
3)「ある要因」と「他の要因」それぞれ単独では有意でなくても、
   同時に考慮する(式に入れる)ことにより、両方が有意になる場合
 
逆に、要因を足すことにより、説明力が下がる場合は、その要因は追加すべきではない。

すべて分散分析表のp値を見て判断。
(ただし、詳しくは、逐次平方和と調整平方和を比べること)