DMDX ワークショップ後半

試しにデータ用意して、分析してみるという話。

データフォーマットがちゃんとしてないとプログラムが動かない。これはこれで、重要。データフォーマットがちゃんとしてなくても結果が出てしまうと、その結果だけを見て、「正しく」分析されたと思ってしまうから。せめてフォーマットがちゃんとしてないと動かないという「敷居」をもうけることはそれなりに意味がある。

が、これでつまづく人が多い。私も最初これでエラーが出た。問題がヤヤッコシくなるのは、データのフォーマットがRTFでないといけないという点。文字だけなので、テキストファイルでいいだろうと思って、テキストエディターで整形して、拡張子だけ変えて読ませたら、チェックではエラーが出ないのに、実際にプログラムを走らせたら動かない。フォント番号がないという。

Font number -1 not found in font table

RTFでは、フォントの指定情報もファイル内に書き込まれていて、プログラムはそこを見に行って、使うフォントを決めるようになっているらしい。普通のテキストファイルでは、フォント情報が含まれていないので、エラーとなったわけ。

実行結果のかき込まれたデータの分析の支援プログラムも便利で、これを使うと、データのはずれ値の処理から、被験者分析、項目分析とも行って平均を出してくれる。まあこれは、表計算ソフトでチョコチョコッとやればできること。でも、それが面倒な人にとっては便利。ただし、それが何をしているのか、ということは知ってないと。

さて、そっから先の分散分析はこのワークショップでは直接は扱わなかった。SPSSで分散分析をする際にどのタイプかを気をつけること、というところまで。

データフォーマットのエラーの原因をオンラインでさがしていたら、玉岡さんのDMDXの講習会の資料が出てきた。こちらもとても参考になりますね。

結局のところ、まあ、目的次第。自分でプログラムを作るか、DMDXで「スクリプト」を書くか、一長一短って所ですね。

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